「内科外来・睡眠外来」を毎週月曜・火曜・金曜の午前に受診いただけます。お気軽にご相談ください。


当院では、食欲のコントロールを助ける新しい肥満症治療薬「ウゴービ(セマグルチド)」を用いた減量サポートを開始致しました。

ウゴービ(セマグルチド)は、もともと体の中で作られる「GLP-1」という腸のホルモンの働きを補う薬です。GLP-1は食欲や満腹感に関わるホルモンで、ウゴービを投与することで、脳の食欲中枢に働きかけて食欲を抑え、さらに胃の動きをゆるやかにして満腹感を長く保つことができます。その結果、自然に食事量を減らしやすくなり、無理のない減量をサポートします。
海外の大規模研究では、生活習慣の改善と組み合わせることで体重減少や生活習慣病の改善効果が報告されています(※効果には個人差があります)。「短期間で急激に痩せる」ことを目的とするのではなく、健康を守りながら、無理のない持続的な減量を目指す治療です。
しかし同薬を保険診療で処方できる施設や医師の要件には条件が設定されており、具体的には、肥満症治療に関連する学会(日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本循環器学会)の専門医と栄養指導を行うことができる管理栄養士が常勤している教育研修施設で適切な食事療法・運動療法に係る治療計画を作成し、これらの治療を6ヵ月以上実施しても、十分な効果が得られない状況であること。また食事療法について、この間に2ヵ月に1回以上の頻度で管理栄養士による栄養指導を受けなければなりません。
さらに本剤を投与する施設において合併している高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病に対して薬物療法を含む適切な治療が行われている状態であることが必要です。
教育研修施設であるクリニックは全国でも非常に少なく、保険診療での処方は総合病院や大学病院で行うことになり、開始するための条件は、実際には非常に厳しいものです。
このような現状から、当院では「ウゴービ」を用いた肥満症治療を自由診療(自費診療)で提供をしています。
投与は週に1回、専用のペン型製剤を使った皮下注射で行います。
最初は外来で注射手技を練習し、その後はご自宅で自己注射を行っていただきます。毎日打つ必要はなく、続けやすいのが特徴です。
🙅 美容やダイエットのみを目的とした使用については、有効性・安全性が示されていません。
そのため、当院ではこうした目的での使用はお断りしております。あらかじめご了承ください。
20歳以上で、糖尿病・脂質異常症・高血圧のいずれかをお持ちの方のうち、以下のいずれかに該当する方が対象です。
❶ 初診
まずは安心して治療を開始していただくため、診察・身体測定・血液検査を行います。
(ウゴービの適応に当てはまることを示す書類等;1年以内の健康診断結果・お薬手帳・他院の検査結果などをお持ちの方はご持参ください)医師がこれまでの病歴や内服薬、肥満に関連する健康状態を確認し、ウゴービ治療が適しているかを総合的に判断します。
また、期待できる効果や副作用、注射方法について詳しくご説明いたします。
当院では、安全性を最優先に考え、初診当日のウゴービ処方は行っておりません。
❷ 2回目
血液検査の結果を確認し、肝機能・腎機能などに問題がなく、ウゴービの適応があることを確認したうえで治療を開始します。看護師より自己注射の方法や保管方法についてご説明し、初回用量(0.25mg)を処方いたします。
❸ 3回目以降
体重の変化や副作用の有無を確認しながら、必要に応じて段階的に増量します。
定期的な診察と血液検査を行い、安全かつ効果的な治療を継続していきます。
注射代(4週分)は下記の通りです。
| 0.25mg | 14,000円(税込) |
|---|---|
| 0.5mg | 21,000円(税込) |
| 1.0mg | 34,000円(税込) |
| 1.7mg | 44,000円(税込) |
| 2.4mg | 58,000円(税込) |
| 0.25mg | 14,000円(税込) |
|---|---|
| 0.5mg | 21,000円(税込) |
| 1.0mg | 34,000円(税込) |
| 1.7mg | 44,000円(税込) |
| 2.4mg | 58,000円(税込) |
<その他かかる費用>
| 初診料 | 3,300円(税込) |
|---|---|
| 再診料 | 1,100円(税込) |
| 初診料 | 3,300円(税込) |
|---|---|
| 再診料 | 1,100円(税込) |
※初回に血液検査・尿検査が必要な場合は、検査代として3,300円(税込)が別途必要となります。
最も多い副作用は消化器症状です。
これらは治療開始後や増量後に起こりやすく、多くは数日〜数週間で徐々に改善します。
<副作用を軽減するためのポイント>
<注意が必要な副作用>
頻度は高くありませんが、次のような症状がある場合は速やかに受診してください。
急性膵炎
胆のうの病気(胆石・胆のう炎)
重度の脱水
吐き気や嘔吐、下痢が続くと脱水や腎機能の悪化を招くことがあります。
低血糖
糖尿病治療薬(インスリンやSU薬など)を併用している方では、低血糖が起こることがあります。
冷や汗、手の震え、動悸、強い空腹感などの症状があれば、速やかに対応してください。
当てはまる方は、必ず医師にお伝えください。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。