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院長ブログ

医療の当たり前を追求する

当院院長のブログです。
地域の皆さまへ、当院に関することはもちろん、
耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

当院院長のブログです。地域の皆さまへ当院に関することはもちろん、耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

補聴器、耳鳴り

感謝と耳鳴り🎄

メリークリスマス🎄
2023年、どういう年だったでしょうか。
当院はスタッフや診療を増やしたり、色々ご評価いただいたり、とても順調だったと思います。これもひとえに皆様方のお陰であり、ここに厚く御礼申し上げます。当院をいつも受診してくださる方々、本当にいつも有難うございます。まだまだ至らない点も多いかと思いますが、皆様の期待に応えれるよう、これからも誠心誠意頑張ってまいりますので2024年もどうぞ宜しくお願い致します🙇

先月行いました、久しぶりの歓迎会です。仲間が増えるのは嬉しいものです☺️責任もふえますが、みんなの力で乗り越えれる山も高くなると感じております⛰️

 

さて、前回の続きの耳鳴りに関して書こうと思います。少し長いのでご興味のない方は飛ばして、来月のネタにご期待くださいまし❗️❗️本当に耳鳴りで困られてる方にはとても参考になると思いますので、ご一読くださいませ🤓

 

●耳鳴りの種類

耳鳴りがつらくて仕方ない。でも耳鳴りは本人にしか聞こえないものだから、誰にもそのつらさをわかってもらえず、それがまた辛い……耳鳴り患者さんからよく伺う悩みです。
実際には何も音がしていないにもかかわらず、自分の耳や頭の中で雑音が聞こえる状態を「耳鳴り」と言います。
耳鳴りにはどのような種類があるのでしょうか?
飛行機やエレベーターなど、急な気圧の変化などで感じる一時的な耳鳴りは誰にでも起こることがあり、特に心配することはありませんが、症状が長引き、日常生活に支障をきたすような場合には治療が必要となります。
耳鳴りは、加齢や騒音、筋肉のけいれん、病気などさまざまな原因で起こることがあり、ストレスや疲労、睡眠不足をきっかけに発症するケースもあります。
音の種類や頻度は様々で、一時的な症状から24時間持続して聞こえる場合があります。
音がずっと持続する場合もあれば、消えたかと思うとまたぶり返す場合もあるなど、患者さんによって自覚症状はそれぞれ異なりますが、その辛さは周囲からは分かりにくいこともあり、患者さんにとって非常に大きなストレスになります。
耳鳴りの改善には、詳しい検査で症状の原因を突き止め、適切な治療を行うことが大切です。
耳鳴りや耳の違和感など、気になる症状がある時は、ぜひ当院までご相談ください。

 

●耳鳴り音のタイプから考えられる病気
耳鳴りにはいくつかのタイプがあり、発症原因によって音にも特徴があります。(※症状には個人差があります)

 

1)高音の耳鳴り(例:「キーン」「ピー」「ジー」など)

金属音や電子音のような擬音で表現されることが多く、耳を塞ぐと音が大きくなるのが特徴です。
高音域の耳鳴りは、主に内耳に関連した耳鳴りです。

 

●突発性難聴
ある日、突然、片方の耳が聞こえなくなり、耳鳴りやめまいを伴います。
詳しい発症のメカニズムは不明ですが、ストレスが関係して発症すると考えられています。
治療が遅れると、元の聴力が戻りにくくなるため、左右どちらかの耳の聞こえが悪くなった場合は、至急(遅くとも症状が現れてから1~2週間以内)、耳鼻咽喉科を受診する必要があります。

●メニエール病
ぐるぐる回るような回転性のめまいが10分間〜数時間続き、吐き気や嘔吐を伴う病気で、めまいの前後には左右どちらかの耳に耳鳴りや難聴、耳の詰まり感も伴います。
20~50代の女性に多く見られ、何度も症状を繰り返すのが特徴です。
内耳の中にある液体量が過剰になることが原因(内リンパ水腫)と考えられていますが、なぜ液体が過剰になるのか詳しいメカニズムは分かっていません。

●自律神経失調症
循環器や消化器、呼吸器などの活動を調整するため、自分の意思とは無関係に24時間働き続けているのが自律神経です。ストレスや疲労、睡眠不足などが続き、自律神経の働きが乱れることで、「キーン」「ピー」などの耳鳴りが起こる場合があります。
一時的なもので、症状がすぐに治まれば心配ありませんが、耳鳴りの症状がストレスになり、つらい場合には治療をおすすめします。

●聴神経腫瘍(ちょうしんけいしゅよう)
聴神経腫瘍とは耳の奥、小脳橋角部という部分に出来る良性脳腫瘍の一種です。ほとんどが中年以降に一側性進行性の難聴で発病、バランスを司る前庭神経から発症する良性脳腫瘍です。脳腫瘍全体の約1割を占めます。発症初期から片方の耳に難聴や耳鳴り、ふわふわとした浮遊性のめまいが現れ、時間と共に少しずつ大きくなることがあります。
サイズが小さく、進行が見られないものは経過観察になる場合もありますが、サイズが大きいものや進行性のものは治療が必要となります。

●加齢性難聴
耳の内耳にある「蝸牛(かぎゅう)」という部分の「有毛細胞(音を感じる細胞)」が老化し、壊れてしまうことが原因で発症します。
加齢が原因で聞こえが低下する難聴で、両耳の耳鳴りを伴うことがあります。
50~60代からの発症が多いですが、中には40代で発症するケースもみられます。

●薬剤性難聴
アスピリンなど特定の薬の副作用で耳の聞こえが低下し、耳鳴りやふわふわとした浮動性のめまいなどを伴います。服用開始後、早い時期に両耳に症状が出るのが特徴です。

●音響外傷
急性音響外傷とは100dB以上の予期しない突発的な強大音に暴露した時に起こす急性の内耳障害です。大音量の音で蝸牛の有毛細胞が障害され、聞こえが低下する難聴で、両耳の耳鳴りや耳の痛みを伴います。コンサート会場のような大音響だけでなく、ヘッドホンやイヤホンを使って長時間大きな音を聞くことで発症する場合もあります。
軽症であれば一時的な症状で回復しますが、翌日以降も耳鳴りが続く場合や、耳の痛みを伴う場合には治療が必要になります。

 

 

2)重低音の耳鳴り(例:「ブーン」「ボー」「ゴォー」「ザー」など)

耳が詰まったような感覚(耳閉感:じへいかん)を伴い、耳を塞ぐと音が小さくなるのが特徴です。エアコンの風、ボイラー音のような重低音の擬音で表現されます。

 

●急な気圧の変化
天候の変化で気圧が急に低下した時などに、低い音の耳鳴りが起こることがあります。

●メニエール病
回転性のめまいや難聴のほか、患者さんによっては高音ではなく「ブーン」「ザー」というような低い音の耳鳴りが起きることがあります。

●中耳炎・耳管狭窄症(じかんきょうさくしょう)など
風邪などをきっかけに中耳や耳管など耳内の器官に異常が起こる「滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)」や「耳管狭窄症」を発症すると、低い音の耳鳴りが起こることがあります。

●低音障害型感音難聴
低い音だけが聞こえにくくなる難聴で、低音の耳鳴りを伴います。メニエール病と同じく、20~40代の若い女性に多く発症しますが、めまい症状がないのが特徴です。突発性難聴に比べると症状が軽く、聴力が回復しやすい傾向がありますが、一度完治しても、ストレスや疲労などにより、繰り返し起こることがあります。

●肩・首の凝り、疲労・ストレス
肩や首の凝り、疲労、精神的なストレスなどにより、低い音の耳鳴りが起こる場合があります。

 

 

3)不定期に聞こえる耳鳴り(例:「ブクブク」「ポコポコ」「グググ」「コツコツ」など)

●耳の周りの筋肉のけいれん
耳の周囲の筋肉や中耳の筋肉がけいれんを起こすことによって、「トコトコ」「ポコポコ」といった速いペース聞こえる耳鳴りです。
そのペースは、脈拍よりも速いとされています。
筋肉のけいれんによる耳鳴りは、あるとき突然始まります。
そして数秒から数分程度続き、いったんおさまるものの、また聞こえるようになります。

 

4)乾いた音の耳鳴り(例:「ガサガサ」「ゴソゴソ」)

●耳に虫が入った場合
●耳垢が溜まっている時

耳の奥にある耳垢や、虫が耳に入った場合などに、ガサガサというような耳鳴りが聞こえることがあります。

 

5)持続する拍動性の耳鳴り(例:「シャー」「ジョー」「ドクドク」「ドコドコ」など)

●脳腫瘍による血管の圧迫
●脳梗塞・脳出血の前兆

耳鳴全体の1割程度に拍動性耳鳴があるという報告があります。拍動性耳鳴は血液の流れる音が原因になっていることが多く、このような血液の流れる音による耳鳴を血管性耳鳴といいます。血管性耳鳴にもいろいろなものがあるのですが、頭の中の血管の病気が原因でおこる場合や、心臓の病気でおこる場合もあるので、注意が必要です。ある時期から急に拍動性耳鳴を自覚するようになったという場合は、血管の病気がないか、早急に検査をする必要があります。

 

 

じんのうち耳鼻咽喉科は那珂川市と春日市の間に位置しており、春日市・大野城市・福岡市南区・早良区・太宰府市の皆さまにもご来院いただいています。駐車場も29台あり来院しやすいクリニックです。補聴器適合判定医と認定補聴器技能者で協力し、安心して補聴器を試せる環境を提供します。いつでもご相談ください。😌

当院では耳鳴り外来を実施しております。補聴器・耳鳴り外来については、下記ボタンよりご覧いただけます。

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