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院長ブログ

医療の当たり前を追求する

当院院長のブログです。
地域の皆さまへ、当院に関することはもちろん、
耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

当院院長のブログです。地域の皆さまへ当院に関することはもちろん、耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

補聴器、耳鳴り

耳鳴り音響療法のしくみ

今回は耳鳴り治療に必要な検査についてご説明いたします。🤓

前回のおさらいになりますが、耳鳴りの原因には脳腫瘍や脳梗塞など病気によるものが希にあるものの、難聴を伴うものが約9割といわれています。「耳鳴りは感じているが、難聴ではない」と自分自身で認識されている方も多いと思いますが、難聴は多くの場合、ある日突然起こるのではなく、成人して以降気づかないほど緩やかに進行する為、自覚しづらいものです。
健康診断で難聴と診断されなくても、検査されない周波数に難聴がある場合もあります。

そこで当院では耳鳴り症状がある場合、必要に応じて下記の耳鳴り治療に必要な検査を行います。

(1)純音聴力検査
聴力を調べる検査ですが、耳鳴りの原因を確認するために必要な検査です。
どのくらい小さな音が聞こえるか、難聴の種類・程度などを知ることができます。

・気導聴力
外耳・中耳・内耳を通して音を伝え、音の経路に障がいがあるかを調べます。
125-8000Hzの高さの異なる7つの音(周波数)を片耳ずつ検査します。

・骨導聴力
内耳やその奥の経路に障害があるかを調べる検査です。

(2)耳鳴り検査(ピッチマッチ・ラウドネス検査)
ピッチマッチは音の高さ(音色)で、耳鳴りがどの程度の音の高さなのかをオージオメーター(聴力検査機器)で検査します。この検査結果より、耳鳴りの部位や難聴との関連を確認できる場合があります。ラウドネスは音の大きさ(強さ)で、ピッチマッチで分かった耳鳴りの音の高さでどの程度の大きさなのかを検査します。
耳鳴りの高さ(音色)と大きさ(強さ)を特定することで、自身にしか鳴っていないため他者に伝えられず目に見えない耳鳴りの全体像を客観的に把握し、その後の耳鳴り音響療法の参考とします。

耳鳴りでお困りの方は、この検査でまずご自身の耳鳴りの状態を把握することが、耳鳴り改善に向けた第一歩となると思いますので、ご希望の方は一度ご相談ください。

 

補聴器を使用した耳鳴り音響療法のしくみ

上記検査で難聴と耳鳴りが確認された方は、補聴器を使って耳鳴り音響療法を行います。難聴になると聞こえが悪くなった周波数の有毛細胞が消耗し、脳へ届く電気信号が弱くなります。脳は弱くなった電気信号を検知し、その周波数の音をより良く聞き取ろうと自ら電気信号を増幅しようとします。その結果、脳が過度に興奮してしまい耳鳴りが発生します。

聴力検査と耳鳴り検査で分かったデータに基づき、補聴器を調整し聞こえが悪くなった周波数の音を増幅することで、正常に近い電気信号として脳に届けられるようになり、脳の過度な興奮が収まり、今まで聞こえなかった周囲の環境音や生活音が脳に送られることで、耳鳴りが消失・軽減・緩和するのです。補聴器を着けたら直ぐに耳鳴りが気にならなくなる方も少なくありません。

補聴器を着けると、耳鳴りに集中していた意識が分散され、耳鳴りの負のサイクルが弱くなります。

また、補聴器で聴こえが改善することで会話がスムーズに出来るようになり、日常生活も改善し、結果的に生活の質が改善されることに繋がります。

 

じんのうち耳鼻咽喉科は那珂川市と春日市の間に位置しており、春日市・大野城市・福岡市南区・早良区・太宰府市の皆さまにもご来院いただいています。駐車場も23台あり来院しやすいクリニックです。補聴器適合判定医と認定補聴器技能者で協力し、安心して補聴器を試せる環境を提供します。いつでもご相談ください。😌

補聴器・耳鳴り外来については、下記ボタンよりご覧いただけます。

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