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院長ブログ

医療の当たり前を追求する

当院院長のブログです。
地域の皆さまへ、当院に関することはもちろん、
耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

当院院長のブログです。地域の皆さまへ当院に関することはもちろん、耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

いびき、睡眠時無呼吸症候群

CPAP治療に関する歴史

5月に入り気温も暖かくなってきました☀
そして、とても楽しみにしていたGWも終わってしまいましたね。日本はウィズ変異株コロナの状況が続いており本気で遊び倒すのはなかなかですが、それでも連休は最高ですよね!

変異株の時代に突入し、3密では防御しきれず1密でも難しいなどの意見もありもはやワクチン以外の解決策はないような気もします。ようやく東京、大阪で昼夜を問わず稼働する大規模なワクチンセンターを作るみたいな動きがありますが、ワクチン接種が遅れていることこそが現在の最大の問題であり、今こそ政治力をフルに使ってダダダ〜とワクチン事業を終わらせて欲しいです。
東京オリンピックを控えている日本がワクチンは作れない、接種は遅いとなんだか国力が低下してしまったような気持ちになり残念です。
頑張ろう!日本🇯🇵

さて、当院で力を入れているCPAP治療ですが、SASへの治療法として確立され50年近い歴史のある治療法です。
現在でもSASに最も有効な治療法として注目されています。今回はそのCPAP治療に関する歴史をまとめてみました。

CPAPが治療法として確立したのは1980年台でそれまでは気管切開での治療が主となっていました。
もともとCPAPを開発したのはオーストラリアの医師、コリン・サリバンという方です。
サリバンがSASという病気があることに気づいたのは1973年のことでした。私が産まれた年であり何かの縁を感じてしまいます。
睡眠時無呼吸症候群という病名を名付けたクリスチャン・ジェレミノーの論文に惹かれ研究を始めたそうです。

彼はSASの治療目的で手術予定の患者へ睡眠中に鼻にマスクを当て陽圧をかける実験的研究を行い、治療効果があることを証明しました。
また、この方法であれば自宅でも治療を続けることが可能であると報告しました。これがCPAPの始まりと言われています。
また、この時使用されていた送風ファンは、日立製の掃除機だったそうです。日本の技術もCPAPの確立に大いに役立っています。

開発当初のCPAPは大変大きく現在当院で扱っている機種の2倍近い大きさがあったようです。治療データを見る際にも、本体からデータを抜かないといけなかったようで毎月重たい機械を患者様が病院に持参で受診しないといけなかったとか…大変な時代ですね。
現在では本体の小型・軽量化が進み手のひらサイズに近い機種もでてきています。また、データに関しても無線通信の時代に入りました。

当ブログでもCPAP以外の治療法が出てきているのは何度かご紹介していますが、CPAPに関しても日進月歩の進化が見られます。
今後もより使い勝手のいい、治療効果高い機種がでてくればと願います。

 

当院は那珂川市と春日市の間に位置しており、春日市・大野城市・福岡市南区・早良区・太宰府市の皆さまにもご来院いただいています。駐車場も33台あり来院しやすいクリニックです。毎週月・火・金曜日午前に、内科学会専門医・総合内科専門医・睡眠専門医による「内科外来・睡眠外来」も行っておりますのでいつでもご来院をお待ちしております❗️😌

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状、検査、治療については、下記ボタンよりご覧いただけます。

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