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院長ブログ

医療の当たり前を追求する

当院院長のブログです。
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耳・鼻・喉に関する様々なお役立ち情報をお届けします。

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内科

夏は要注意❗️降圧薬を飲んでいる方が気をつけたい「血圧の下がりすぎ」と熱中症

夏になると、「最近ふらつく」「立ちくらみが増えた」「血圧が低めになった」と感じる方が増えてきます。
実は、降圧薬(血圧の薬)を飲んでいる方は、夏場に特に注意が必要です。

 

暑い時期は体の変化によって血圧が自然に下がりやすくなります。そこに薬の作用が重なることで、血圧が下がりすぎたり、脱水や熱中症を起こしたりすることがあります。
今回は、夏に降圧薬を服用している方が気をつけるポイントを、わかりやすく解説します。

 

◎夏はなぜ血圧が下がりやすい❓

人間の体は、暑くなると熱を逃がすために皮膚の血管を広げます。
さらに、汗をかくことで体の水分も失われます。
つまり夏は、

  • 血管が広がる
  • 体の水分が減る

という2つの変化が同時に起こります。その結果、血圧が下がりやすくなるのです。
高血圧の治療中の方では、ここに降圧薬の効果が加わるため、

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • ふらつき
  • 失神

などが起こりやすくなります。

 

◎こんな症状は「血圧の下がりすぎ」や脱水のサインかも

次のような症状がある場合は注意が必要です。

<よくある症状>

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • ふらつき
  • だるさ
  • 視界がかすむ
  • 足元が不安定

<危険なサイン>

  • 呼びかけへの反応が鈍い
  • まっすぐ歩けない
  • けいれん
  • 異常な高体温

特に高齢の方では、「なんとなく元気がない」「外出後にぐったりする」だけのこともあります。
無理をせず、早めに受診を検討しましょう。自己判断で薬をやめないことが大切です。夏になると血圧が下がるため、薬の量を調整することがあります。

 

ただし、

  • 勝手に減らす
  • 自分で中止する

のは危険です。

急に薬をやめることで、

  • 血圧の急上昇
  • 脳卒中
  • 心不全

などにつながる場合もあります。
薬の調整は、必ず主治医と相談して行いましょう。夏こそ「家庭血圧」が大切です。

 

診察室だけでは、夏場の血圧変化は分かりにくいことがあります。そのため、家庭血圧を測定して記録することがとても重要です。

<朝の測定>

  • 起床後1時間以内
  • 排尿後
  • 朝食前
  • 服薬前

に測定します。

<夜の測定>
寝る前に1〜2分安静にしてから測定します。

<測定回数>
1回だけでなく、2回測定して両方記録するのがおすすめです。血圧手帳やスマホアプリを活用すると便利です。

 

◎夏を安全に過ごすためのポイント

① こまめな水分補給

のどが渇く前に飲むことが大切です。
一般的には、飲み水として1日1.2L程度が目安です。
ただし、

  • 心不全
  • 腎不全

などで水分制限がある方は、主治医の指示を優先してください。

 

② 減塩は続ける

高血圧では、夏でも減塩が基本です。
目標は1日6g未満。
ただし、大量に汗をかく屋外作業や運動時は、経口補水液などでミネラル補給が必要なことがあります。

 

③ エアコンを我慢しない

熱中症は室内でも起こります。
室温28℃前後を目安に、無理せず冷房を使用しましょう。特に高齢者は暑さを感じにくくなるため注意が必要です。

 

◎まとめ

夏は、降圧薬を飲んでいる方にとって、

  • 血圧の下がりすぎ
  • 脱水
  • 熱中症

に注意が必要な季節です。
特に、

  • めまい
  • ふらつき
  • だるさ

などの症状がある時は、血圧が下がりすぎている可能性があります。自己判断で薬を中止せず、家庭血圧を記録しながら主治医と相談して、安全に夏を乗り切りましょう。

血圧のことは当院の内科外来にご相談ください。毎週月・火・金曜日(午前)🏥

 

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